日本語、英語を問わず、文は平叙文・疑問文・命令文(~しなさい)・感嘆文(何て~なんだ!)そして、祈願文と大きく5つに分類することができます。今回はその中の疑問文に含まれる、付加疑問文と言われるものを取り上げます。付加疑問文とは、「~だよね?」「~じゃないよね?」の様な、確認を取る意味がある疑問文です。
それでは早速、いくつかの簡単な文で付加疑問文の作り方を説明します。
例1. 「(あなたは)お腹空いてるよね?」
まず、前半部分「(あなたは)お腹が空いている。」と、後半部分「よね?」に分解します。前半部分は「You are hungry.」と言う肯定文。問題は後半部分なのですが、前半部分の「you are」(肯定)を否定にして「you aren’t」、そしてひっくり返し「aren’t you」とします。それらを「,(カンマ)」でつなげ、疑問文ですから最後はクエスチョンマーク。
出来上がりは、「You are hungry, aren’t you?」となります。
例2.「(あなたは)お寿司好きだよね?」
前半部分は「You like Sushi.」(肯定文)、問題の後半部分は、前半部分の否定「you don’t」をひっくり返して「don’t you」。
と言う事で、「You like Sushi, don’t you?」となります。
例3. 「今日は火曜日だよね?」
曜日の確認は日常生活でよく出てくると思いますので、ぜひ覚えてください。先ほどの例にならって前半部分は「Today is Tuesday.」。そして後半部分、前半部分を否定にするのですが、主語のtodayをそのまま使ってはいけません。todayは代名詞のitに置き換えて「it isn’t」。それをひっくり返して「isn’t it」。
よって、「Today is Tuesday, isn’t it?」となります。
では、このような場合はどうでしょう?
例4. 「(あなたは)来られないよね?」
これは、前半部分が「You can’t come.」と否定文になっています。この場合、後半は先ほどの「肯定文→否定文に変換」の逆となり、前半部分の否定を肯定「you can」にし、そしてひっくり返して「can you」とします。
ですので、出来上がりは「You can’t come, can you?」です。
最後にもう一つ。
例5. 「これ要らないよね?(これ欲しくないよね?)」
前半部分は、「You don’t want this.」と否定文。ですので、後半部分は前半部分を肯定にした「you do」をひっくり返して、「do you」。
したがって、「You don’t want this, do you?」となります。
どうでしょう?
付加疑問文の作り方自体は、そんなに難しくないのではないでしょうか。ただ、この付加疑問文のレッスン、聞き方だけで終了するわけにはいけません。付加疑問文は確認を目的とした疑問文なので、聞かれた場合ちゃんと答えなければいけません。実は、その答え方の中にちょっとした落とし穴があります。ということで、答え方については次回、<付加疑問文-答え方編>にてしっかりレッスンいたしますのでお楽しみに!
You understand this lesson, don’t you??
☆HISASHI☆